「トラックボールでFPSゲームができればコンパクトで助かるかも」
このように考えたことのある方は意外に多いのではないでしょうか。
結論から申しますと、FPSゲームトラックボールの使用は全くオススメできません。
実際にGoogleで検索するとあたかもトラックボールが向いているかのような記事を目にすることがあります。
しかしおそらくですが、FPSゲームをプレイしたことのない人が憶測で書かれていると思います。
そのような記事があると消費者は迷ってしまいますよね。。
そこで本記事ではFPSゲーマーの私がトラックボールの使用をオススメしない理由を具体的に解説します。
もしよかったら是非、最後までお読み下さい。
トラックボールでのFPSのプレイをおすすめしない理由
おすすめしない理由①:トラッキングが難しい
まず最初にトラッキングについてです。
これがおすすめしない最大の理由です。トラックボールは親指だけでボールをコントロールする必要があるため、緻密なトラッキング(カーソルを動かすこと)がマウスと比較するとかなり難しいです。
実際にトラックボールに乗り換えたもののトラッキングが難しくてマウスに戻ったという人はFPSゲームに関係なく多数います。
FPSゲームにおいて非常に重要な要素であるエイムをトラックボールで安定させるのは至難の業です。
おすすめしない理由②:緩急をつけにくい
次に、緩急のつけにくさです。
FPSゲームは緻密にエイムを合わせる場合は緩やかなトラッキングが必要ですし、背後に敵がいる場合に振り向く場合などは急速にトラッキングする必要があります。
親指だけでコントロールするトラックボールで緩急をつけるのは非常に難しいです。
また、マウスのように振り向き何cmといった移動距離の目安もつけにくいです。
おすすめしない理由③:ゴミの付着によって操作性が変化する
最後に、メンテナンス性についてです。
トラックボールはどうしてもボールと本体に手垢などのゴミが付着するためボールの動きの滑らかさが変化します。
パフォーマンスを維持するにはトラックボールを常に清潔に保っておく必要があるため、かなり手間がかかります。
わざわざ手間をかけるメリットもないため、FPSゲームでのトラックボールの使用は全くオススメできません。
FPSでおすすめのマウス
以上より、FPSではトラックボールでなくマウスを使用するようにしましょう。
ここではFPSのプロや人気配信者に愛用者の多いマウスを中心に紹介します。
Razer Viper V3 Pro
まずは、Razer Viper V3 Proを紹介します。
ゲーミングデバイスを多数取り扱っているRazer(レイザー)のゲーミングマウスです。
54gという超軽量な筐体が特徴で、オプティカルセンサーという光を利用した非接点ボタンを採用しており、クリックの反応速度と耐久性の高さが特徴です。
Amazonの口コミを見てもとにかく評判の良いマウスです。

こちらは実際にぶいすぽっ!の猫汰つなさんやApexで人気ストリーマーのCHEEKYさんも使用されています。
Logicool G PRO X SUPER LIGHT 2
次に、Logicool G PRO X SUPER LIGHT 2を紹介します。
Logicool GはLogicoolの展開するゲーミングデバイス専用ブランドです。
Viper V3 Proと同様にオプティカルセンサー搭載で性能も拮抗しており、よくこの2機種が比較されます。

Logicool G G703h
最後にLogicool G G703hを紹介します。
こちらは先程紹介した2機種にくらべると比較的手にしやすい価格のマウスです。

さらに、安価ながらCrazy Raccoonの魔王RASさんも使用されていたことで有名なマウスです。
まとめ

以上。本記事ではFPSゲームをする上でトラックボールの使用をおすすめしない理由を解説しました。
特にFPSゲームはチームでプレイすることが多く、ランクマッチやコンペティティブではこちらのパフォーマンスが味方のポイントにも影響するため、実験的なことをすると迷惑をかける可能性が高いです。
よって、あえて難しいデバイスや実績のないデバイスは使用せず、プロや有名ストリーマーが使用している実績のある機器を使用するのが良いでしょう。
以上。本記事の内容が少しでも参考になりましたら嬉しいです。
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